塾を始めてみよう! 1
学校の先生もいいけれども、大手の塾や予備校の先生になるには、今や大学院くらい出ていないとなれないそうです。
しかし、人に物を教えたり、子どもと接するのが好きだったり、何かを伝えたい!という人には個人で塾を開くのをオススメします。
そのポイントについて調べてみました。
十数年まえだったと思います。
そのころから、「塾を開きたいのだけれど」という相談を受けるようになりました。
塾づくりのコツというか方法についてのアドバイスを求めてこられるかたが多くなりました。
わざわざ遠方から訪ねてこられたり、なにかの機会に出会って、まんざら知らない仲ではないというかたなどには、自分なりにできる範囲で、そのつどアドバイスをしてきたように思います。
それが塾に踏みだすのに役だったのかどうかはわかりませんが、それらの人たちのうちの何割かのかたがた(三十人~五十人くらいでしょうか)は、それをきっかけに私塾を開設されたようです。
ところが、そうして一人、二人、三人と開塾していかれた人のなかには、ぼくが期待していたものとまったく異なるスタイルの塾になってしまったかたがいたのです。
三年、四年とやっているうちに、完全なる金もうけ主義に走ってしまった人、アッというまに千人以上もの塾生を集め、チェーン化してしまった人―。
もちろん、こういう人たちからは、いまではなんの連絡もありません。
一方、前章でご紹介したような、何年たっても、けっしてそうした金もうけ主義や拡張の野望に燃えることもなく、地味ではあっても気持ちのいい生き方をしているかたたちもいます。
塾にもいろいろありますが、やっぱりぼくはあとの姿勢の人たちのほうが好きです。